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これ行きました:カンディンスキーと青騎士展 [Art]

丸の内三菱一号館美術館で開催されている、カンディンスキーと青騎士展に行ってきました。

カンディンスキー(1866〜1944)というと、「インプロヴィゼーション」や「コンポジション」のシリーズにあるような、絵画というよりも図形というか、幾何学的な模様のような作品の印象が強く、実際、現代アートの文脈で取り上げられるのもそのあたりが多いので、そのあたりを期待して行ってみました。

が…、しかし今回の展覧ではそういった作品はあまり無く、抽象的な作風に至る以前の作品が中心に展示されています。ミーハー感覚で行くと、いささか期待ハズレやもしれません。。

とはいえ、展示作品を追っていくと、その完全に抽象的な世界に至るまでの変化がまざまざと伺える感じがするので面白いです。印象派のような風景画から始まり点描的な表現などを経て、徐々にフォルムが失われていき…、と独自の作風が作り上げられていく過程を追うことができます。

カンディンスキーは1909年にミュンヘン芸術家協会を立ち上げるのですが、その時の設立趣意書(?)も展示されており、個人的にはその内容が時代の風潮を言い表しているようで、展示作品と同じくらい印象に残りました。

それにしても、三菱一号館というのは初めて訪れましたが、煉瓦の洋館でカッコ良くて、スタッフ含め雰囲気のある良い場所でした。帰りに隣のビルで昼食を食べたら、美術館のチケット提示でデザートがおまけされました。ますますナイスな美術館です。


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これ行きました:キャラメルボックス「ByeByeBlackbird」(ネタバレしません) [Art]

池袋サンシャイン劇場で、キャラメルボックスの新作ByeByeBlackbirdを観てきた。

caramelbox

罹ると記憶を失ってしまうという熱病により、人生のある時点から数年〜数十年分の記憶をぽっかりなくしてしまった人たちの話。OLや食堂のおじさんから大学生まで、脳内だけ同じ高校時代に戻ってしまった登場人物たちが、社会復帰用の学校を舞台にドタバタを繰り広げる学園(?)ドラマ。

登場人物たちはみな、現在のステータス(身体や社会的立場)を残して記憶だけロールバックしてしまったので、現在の自分とのギャップや、経験したはずの出来事との間に整合をつけられず、戻ることのない記憶(自分)を求めて苦しんでいるというのが重いテーマ。その辺が切ないというか非常に辛いのだけど、暗い話ではないし、その分、話に深みがあって面白い。

ただ過去見たキャラメルボックスの作品と比べると、(ネタバレになってしまうので細かいことは言えないけど)設定とは別の横軸のストーリーに出来すぎ感があり、幾ばくかあざとさが気に触って素直に見られない部分もあった。

とはいえ、久々の舞台に、久々のキャラメルボックスということで、なんだかんだでぐいぐい引き込まれるものがあり、結局、楽しかったしまた観に行きたいなぁと満足して帰った。やっぱり舞台はいい。


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これ行きました:ルーシー・リー展 [Art]

六本木クロッシングのついでに、六本木ヒルズからほど近い国立新美術館で開催している、ルーシー・リー 展も見てきた。

作品は大量に展示してあってそれなりに楽しめるのだけど、興味深かったのは作品とは別に、自筆のノートやメモなどが展示してあった点で、器を作る際の釉薬の配合や焼いた結果など、創作課程の記録を見ることができた。

そういった創作の裏側(といってもほんの一部だとは思うけど)を垣間見ると、あらためて作品に接した際に、色や質感に対して単にキレイだなぁと思う以上に感じるものがでてくる。そういう意味でも単にステキなだけではない、良い展示だったと思う。

あと、展示を見るまで全く知らなかったのだけど、ルーシー・リーがウェッジウッドと、ジャスパーのシリーズで作品を出そうとした企画があったらしく、その際の試作品が数種類、展示してあった。

結局、製品化は実現しなかったらしいが、ジャスパーのあの素材だと釉薬の技というかルーシー・リーっぽさがあまり表現されないような気もしたので、、、実現しなかったのも何となく頷ける気がする。普通のボーン・チャイナだったら、もっと素敵な作品ができたのではと、余計なコトを考えてみたり。


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これ行きました:六本木クロッシング2010展 [Art]

六本木ヒルズの森美術館で開催中の「六本木クロッシング2010展」を見てきた。

前回2007年の時は、(もう内容をよく憶えてないけど)ヘンな作品が多くてケラケラ笑いながらたくさん見て回った記憶があるのだけど、今回は良くも悪くもそういう感じは控えめだった印象。ハナから突飛なものを期待して行ったからかもしれないけど。。

そんな中で、期待に応えておかしかったのが、ポスターなどの表紙にも使われている音のインスタレーション、、、というか一見ゴミの寄せ集めみたいな「何か」。

ドライヤーやドリル、掃除機など家電製品を中心に寄せ集めた構築物なのだけど、それらの家電のオン・オフをプログラムし、ギターやレコードプレイヤーのピックアップで音を拾い上げて、結果、かなりカッコイイリズムマシンにしてしまっていた。後方にロボットタイプと車タイプの計3台でアンサンブルしてて、うるさくて邪魔なのだけど、ちょっと欲しくなる感じ。

あと別の展示で、ピンクフロイドやクラフトワークからBeckまで、CDやレコードのジャケットを手書きで再現し、そして音楽内容までも自分の肉声のみで再現している作品があった(←実際、見てみないと意味が伝わらないと思う...)。違う意味での〝完コピ〟だったので衝撃的。

その他、車載カメラ素材を元にした映像作品とか、不気味な写真とか、印象的な作品は幾つかあったので行って良かったと思う。

ただ心残りなのは、まさにメインと思っていたダムタイプを(85分のビデオ作品)、時間の都合で見ることができなかったことで、HPにタイムテーブルが載っているので、行く人は事前に計って行った方がいいかも。。


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これ買いました:Rosas / Rosas Danst Rosas [Art]

以前買ったローザスの「FASE the Film」が良かったので、「Rosas Danst Rosas」も買ってみた。こっちもすごかった。


ローザス ダンス ローザス|Rosas Danst Rosas

全編、廃墟のような校舎(Henry van de Veldeの建築)で繰り広げられる、4人の女の子によるダンス。

「FASE the Film」同様、パーカッシブでミニマルな音楽にあわせて、というかシンクして踊る。映像もシンクして刻む。こちらの作品も、ダンスといい演出といい、カメラから編集まで美しい。相当なものを感じる。すごい。

そういえば、「Rosas Danst Rosas」っぽい感じのダンスや演出をどこかで見たなと思ったら、ユニクロのブランディング広告UNIQLOCKだった。たしかにuniqlock と rosas で掛け合わせて検索すると、良くも悪くも指摘がたくさん出てくる

まあUNIQLOCKがパクリかどうかはさておき、UNIQLOCKを素敵だと思った人が見れば、「Rosas Danst Rosas」はこの冬さらにヒートテック。

ちなみに、同じローザスの「HOPPLA!」も買ったが、こちらはまあ、まあまあだった。


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これいってきました:テート・モダン(TATE MODERN) [Art]

ロンドン滞在中、博物館や美術館をけっこう巡ってきたが、一度行ってみたかったのがテート・モダン。

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国立の近現代美術館 テート・モダン(Tere Modern)。

ポップアートを特集した「POP LIFE」という特別展をやっていた。アンディ・ウォーホールを皮切りに、リキテンスタインやキース・ヘリング、それ以降のポップアートなどなど。部屋ごとにテーマがあって、内容はこんな感じ→Exhibition room guide

で、この展示の最後の部屋、トリを飾っていたのが村上隆だった。ちゃんと見たのは初めて。フィギュアやコスプレ、AKB48など、アキバカルチャーっぽい作品を前に、周りの外国人は普通に「鑑賞」してるし、けっこう人気もある感じ。自分にとっては、憧れたウォーホルで始まる展示が、まさか〝美少女アニメキャラ〟で終わるとは、予想していたとはいえなかなかショッキングな構成だった。。

そんな作品としての美少女キャラは、美術的価値という点ではよくわからないのだけど、現象としては、外国人のオリエンタリズムを逆手にとった上手なマーケティングなのかもしれないと思った。日本のアニメやオタク現象のエッセンスがコラージュされ、アートとしてパッケージし直されて、それが外国人に売れている図は、日本人からみたら可笑しく(かつ訝しく)映るけど、そう考えると不可解ではない気がする。

ところで、「Akihabara Majokko Princess」という、キルスティン・ダンストがコスプレしてアキバで歌って踊るミュージッククリップ(監督:McG)が上映されてて、これがなんだか異常にこそばゆい感じで、なんともいえぬ可愛いさがあった。T4よりイイ仕事してる。思わずこっそり3回くらいリピートで見た。どっかに動画ないかな。。


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これ買いました:Rosas / FASE the Film [Art]

新宿タワーレコードの店頭で、映像に釘付けになって購入。Rosasというのは、ベルギーのダンスカンパニーらしい。知らずに買った。

買ったのは「Piano Phase」や「Violin Phase」など、Steve Reichの音楽によるダンスを収録した作品で、価格3,800円。Rosasのサイトはたぶんこれ→http://www.rosas.be/

コンテンポラリーダンスは全然知らないし、マース・カニングハムとかをみても難しくてよくわからなかった。が、これはなんかすごい。

ライヒに特徴的な、フレーズの反復とか位相のズレとか、ある種中毒性のある音楽に、ミニマルなダンス映像が刻んでジンジン刺激される感じ。ダンスだけでなく、スポットライトの当たる舞台やビルのフロア、森の中など、シーンにあわせた演出やカメラワーク、映像の構図まで、なにからなにまで美しい。そしてこだわりを感じる。ライヒを聴く人は、一度観ても損はないと思う。

バルトークの「ミクロコスモス」もあるみたいなので、明日また買いに行くつもり。


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コレ行きました(アンリ・カルティエ=ブレッソン) [Art]


アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真展に行ってきた@東京国立近代美術館

  アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌
  http://<wbr/>www.mo<wbr/>mat.go<wbr/>.jp/Ho<wbr/>nkan/H<wbr/>enri_C<wbr/>artier<wbr/>-Bress<wbr/>on/

これまで、数点の有名作しか知らなかったブレッソン。この展示では、ブレッソンが遺した報道写真やスナップ他、作品が広く網羅されており、時代や撮影された場所ごとに、流れをおいながら鑑賞できた。

“雰囲気の良い写真”程度の認識しかなかったけど、こうやって鑑賞すると、やはり改められる。歴史的現場を切り取った、報道写真としてのおもしろさと、あとは一枚いちまいに凝縮された物語や意図などが、いろいろと感じ取れてくる。

被写体の表情や構図から、時代や政治的な背景まで、ゆっくり見ていると尽きず、気づくと数時間経ってる。内容もボリュームも、それだけ充実な展示でお勧めかと。





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コレ行きました(ノマディック美術館) [Art]


ノマディック美術館お台場アーティスト グレゴリー・コルベールの作品展「Ashes and Snow」最終日へ。

  Ashes and Snow
  http://<wbr/>www.as<wbr/>hesand<wbr/>snow.o<wbr/>rg/

写真とは思えない写真と、神秘的な映像で、なかなか圧倒されるインスタレーションだったのですが、中身だけでなく、建物も素晴らしかったのでちょっと↓撮った。

前から:コンテナと円柱(紙官)で構成
http://<wbr/>pht.so<wbr/>-net.n<wbr/>e.jp/p<wbr/>hoto/m<wbr/>iyamom<wbr/>o/imag<wbr/>es/872<wbr/>084
横から:コンテナが交互に積み上げられてる
http://<wbr/>pht.so<wbr/>-net.n<wbr/>e.jp/p<wbr/>hoto/m<wbr/>iyamom<wbr/>o/imag<wbr/>es/872<wbr/>086

これまで、ニューヨークやサンタモニカを回ってきた仮設美術館とのこと。展示は、残念ながら先日24日を以て終了しました。





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